心室中隔欠損症の治療

心室中隔欠損症の治療

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心室中隔欠損症の治療

まず検査を行います。
通常は心臓の雑音(心雑音)で発見される場合が多い病気です。
時には、赤ちゃんの胸でザーザーという振動を母親が感じるということから健診で発見されることもあります。

胸部X線や心電図、心エコー検査などで診断を確定することができます。

治療においては、人工心肺装置を用いて心内修復術を行います。
心臓をあけて、孔を直接見ながら外科的にパッチで閉鎖する手術方法です。

5歳くらいまでの間に自然に閉鎖することがあります。
孔が小さい場合には治療の必要はありません。

他の種類の心疾患と合併している場合には、それも一緒に手術で閉鎖することが必要となります。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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