心臓の拍動のリズムとは?

心臓の拍動のリズムとは?

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心臓の拍動のリズムとは?

心臓はリズムをもって拍動します。上大静脈と右心房の接点あたりにある洞結節という結節があるためです。


洞結節から発する刺激が、刺激伝導系と言われるルートを通ります。そして心筋に達して、拍動の制御をしているのです。


不整脈はこれに関係していて、洞結節で発する刺激そのものや刺激伝導系にトラブルが起こると、 拍動が速くなったり遅くなったり、不規則な間隔になったりします。

これが不整脈です。


また心臓も他の臓器と同じように自律神経でも制御されています。 交感神経・副交感神経の作用に刺激伝導系が影響されるのです。 そして、拍動が速くなったり遅くなったりします。

ストレスなどがある場合には、拍動が速くなり、これは交感神経の作用となります。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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