急性心膜炎の原因

急性心膜炎の原因

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急性心膜炎の原因

心臓の一番外側をおおっている心膜の炎症です。
心タンポナーデという状態が急速に進行し、生命に危険が及ぶ場合がある病気です。

この病気は、原因を特定できないことも少なくありません。

炎症の原因としては、ウイルスなどの感染によることが多く、しばしば炎症は心膜にとどまりません。

そして心筋炎(しんきんえん)を併発することもあります。
その他の原因として、結核や肺がんなどの悪性腫瘍、全身性エリテマトーデスなどの自己免疫性疾患の場合もあります。


心タンポナーデ・・・心嚢(しんのう)内に血液がたまったため、心臓が拡張期に十分拡張できなくなり、
          全身から心臓への血液還流が障害され、ショック状態から死に至る極めて重篤な病態。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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