ぽっくり病とは?

ぽっくり病とは?

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ぽっくり病とは?

ぽっくり病とは、それまで健康であった青壮年者(おもに男性)が、 前晩に就寝するまでは元気だった人がいきなりうめき声をあげ突然死してしまうというものです。

青壮年急死症候群ともいわれています。

原因はまだ不明なのですが、心臓の拍動を制御する洞結節[どうけつせつ]への血管異常や、 刺激伝導系の一部に異常があるという報告もされています。


解剖検査をしても、心臓にはとくにこれといった病変がなく、 その他の臓器にも死因になるような変化がないのがこの病気の特徴でもあります。

死因が分かっていないだけに、予防法もありません。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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