肺動脈狭窄症（はいどうみゃくきょうさくしょう）の原因
肺動脈狭窄症（はいどうみゃくきょうさくしょう）の原因
「病気の大辞典」サイトの主旨
病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。
肺動脈狭窄症（はいどうみゃくきょうさくしょう）の原因
肺動脈弁が狭くなっており、右心室から肺に送られる血液がとおりにくくなるので、右心室に負担がかかります。（右心室が高くなるため。）
まれにヌーナン症候群に見られるような異型性弁が原因となる場合もあります。
肥大の進行に伴って、右心室圧は上昇し、重症例では左心室圧を超えることもあります。
一般的にチアノーゼはみられませんが、右心不全に伴って肺血流量が減少してしまったり、心房中隔欠損が合併していたりすると、チアノーゼが発現します。
そして次第には右心不全（右室の心不全）進行していきます。
これは、全先天性疾患の約１０％近くを占める比較的多い疾患です。
- 肺動脈狭窄症（はいどうみゃくきょうさくしょう）の症状
- 肺動脈狭窄症（はいどうみゃくきょうさくしょう）の治療
- 肺動脈閉鎖症（はいどうみゃくへいさしょう）の原因
- 肺動脈閉鎖症（はいどうみゃくへいさしょう）の症状
- 肺動脈閉鎖症（はいどうみゃくへいさしょう）の治療
心臓の基礎知識
心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。
血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。
心臓の重さは、大人で約３００グラム。
心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。
しかし、２つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。
心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ２つの心室・心房からなる、４部屋に分かれています。
配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔（ちゅうかく）で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。
