過換気症候群(かかんきしょうこうぐん)の原因

過換気症候群(かかんきしょうこうぐん)の原因

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過換気症候群(かかんきしょうこうぐん)の原因

息を吸ったり・吐いたりする換気量が増え、過換気(かかんき)となり体外に炭酸ガスが多量に排出されてしまう状態です。

精神的な緊張や、少しの事で不安になりやすい性格の人に生じやすい病気。

過剰な心理的ストレスや、運動でも誘発されることがあります。
この発作は、パニック障害の一症状としてみられる場合もあります。

意図的に呼吸をわざと数分間早めるだけで過呼吸発作を誘発してしまう場合もありますので気をつけましょう。

持続的に気分を興奮させる状況(不安・不満や心理的緊張、怒りなど)で生じやすく、過労、寝不足、風邪による発熱でも発症は助長されます。


しかし、ストレスがなく幸せいっぱいの人にも起こりうる場合もあるのです。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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