肺結核の原因

肺結核の原因

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
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肺結核の原因

結核菌による感染からおこる肺炎。
日本における結核患者の数は、減少傾向となっていますが、決して過去の病気ではなく現在でも重要な感染症の一つです。
結核を気づかずにいると、周囲の人を感染させ、社会問題となります。肺の結核が結核全体の90%を占めているのです。

しかし、肺結核は菌が痰の中にいなければ、他人を感染させる可能性はほとんどありません。
また、菌を吸引したとしても必ず結核になるというわけではないのです。

肺だけではなく、結核そのものは、他の臓器などに感染することがあり、それを「肺外結核」(はいがいけっかく)といいます。
肺炎になり通常治療で効果がない場合は、注意が必要です。

高齢者や抵抗力が弱まっているときに発症することもあります。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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