間質性肺炎の症状
間質性肺炎の症状
「病気の大辞典」サイトの主旨
病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。
間質性肺炎の症状
もっとも多い症状は咳と息切れです。
他には、呼吸困難・微熱・全身の倦怠感などがおこります。
持続的な肺の刺激により咳がみられます。それは痰を伴わない乾性咳嗽（かんせいがいそう）です。
肺線維症（はいせんいしょう）に進行すると、咳などによって肺が破れて呼吸困難や呼吸不全となります。
そして心不全を起こすことになり、やがて死に至ることも多いのです。
咳や息切れは、急性の間質性肺炎の場合は数週間で、慢性の場合は数年で、徐々にその症状が強くなっていきます。
1989年に52歳の若さで亡くなった、歌手の美空ひばりさんがこの病因でも有名な病名である。
肺炎とは？
病原体の感染で、肺の組織に炎症が起きる病気。
感染性の肺炎と非感染性の肺炎があります。
感染性では、呼吸の際に吸い込んだ感染源による細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、心筋性肺炎。
非感染性では、薬剤性肺炎、アレルギー性肺炎などがあります。
一つの例として肺炎の進行を細菌性肺炎で説明すると、はじめは頭痛・喉の痛み・鼻水・鼻づまり・咳と いったかぜの症状から始まります。
そして高熱が続きはじめ、咳、痰、呼吸困難、胸の痛み、顔面紅潮（がんめんこうちょう）、 チアノーゼ（唇や爪が青黒くなる）などの症状が現れます。
しかし、高齢者の場合には、あまり激しい症状が出ないこともあり、気がついたときには悪化していたということもあります。
