普通感冒の治療

普通感冒の治療

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
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普通感冒の治療

現時点では、ウイルスに有効な抗ウイルス剤や根本的に治療できる薬剤はまだありません。


かの有名なナポレオンが「こんな鼻かぜひとつ治せなくて医学がなんになるのだ」といったくらい、 ウイルスを退治する薬は現代でも限られたものしかないのです。

治療法は病院によるそれぞれの症状を抑える対処療法や安静・保温・水分補給・ 十分な栄養補給といった一般療法、風邪のウイルスで傷害された気道から細菌などが二次的に感染して起こる 合併症の予防などがあげられます。


市販の薬を利用する場合は、症状に合わせた薬を選ぶように心がけてください。 これは症状緩和(しょうじょうかんわ)を目的として行うものであり、かぜを早く治す手段にはなりません。


重要な事前対処法としては、うがい、手洗いを常に心がけることも大切になります。

また、かぜといえども甘く見てはいけないのは合併症です。 まだ軽いなどと自己判断せずに、早めに医療機関を受診する事をおすすめいたします。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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食道の構造と働き

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