普通感冒の症状

普通感冒の症状

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。

「病気の大辞典」TOP 》》 かぜ症候群 》》 普通感冒の症状

普通感冒の症状

いわゆる鼻かぜ。


鼻粘膜の炎症による症状が現れ、その違和感からくしゃみ・薄い鼻水・鼻づまりが見られます。 喉の痛みや咳・発熱・頭痛・だるさなども見られることもありますが、 その症状は程度が軽いものが多くたいていは1週間程度で治ります。


呼吸器のうち上気道 特に鼻の粘膜が最も強くおかされるかぜです。 合併症の頻度は少なく,あっても副鼻腔炎(ふくびくうえん)」など軽度なものになります。


ただし、ウイルスによっては上気道だけではなく腹部が痛くなる症状が現れたり、 胃や腸の粘膜に影響を与え、下痢を引き起こすものをあります。


また、大人かぜに比べ、特に乳幼児は重症になりやすいので気をつけなくてはいけません。

乳幼児では自分で無意識に痰を出すことができず、また鼻呼吸しかできないため、 鼻水が多すぎたり鼻詰まりがおこると呼吸が困難になったりします。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

呼吸器の基礎知識

循環器の基礎知識

心臓の基礎知識

食道の構造と働き

胃の構造と働き