横隔膜ヘルニアの種類

横隔膜ヘルニアの種類

「病気の大辞典」サイトの主旨

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横隔膜ヘルニアの種類

・外傷性ヘルニア とは?
交通事故などによって強い外力が加わり、横隔膜が破裂したり損傷を受けてしまった時に起こります。


・非外傷性横隔膜ヘルニア とは?
種類は3つあります。

食道裂孔ヘルニア・・・成人や50歳以上の女性に多くみられ、胸腔内に胃が脱出します。妊娠、肥満、腹水貯留など、腹腔内圧が上昇する状態が原因として考えられます。


胸膜裂孔ヘルニア(ボホダレク孔ヘルニア)・・・子どもに多くみられ、結腸や小腸が脱出します。


後胸骨裂孔ヘルニア(モルガニー孔ヘルニア)・・・大腸や横行結腸が脱出します。主に、子供、高齢者でみられます。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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循環器の基礎知識

心臓の基礎知識

食道の構造と働き

胃の構造と働き