肺水腫(はいすいしゅ)・肺うっ血の治療

肺水腫(はいすいしゅ)・肺うっ血の治療

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肺水腫(はいすいしゅ)・肺うっ血の治療

心臓病等の基礎疾患の治療が最優先となります。
そして同時に酸素吸入や去痰(きょたん)で呼吸機能を改善していきます。
病状によっては、強心剤、利尿剤、抗生物質が投与されることもあります。

肺水腫を起こした原因により治療は異なり、左心不全の時は,半座位とし,酸素吸入を行います。
利尿薬で利尿をつけますが,カテコールアミン,血管拡張薬なども用いられる。

肺水腫が強い場合,動脈血酸素濃度が酸素吸入で上昇しないなどの例では,人工呼吸器が用いられる時もあります。
肺水腫で腎不全・尿毒症の時に生じた時は、半座位・酸素吸入と同時に、血液透析などを行い水分の除去も行います。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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