慢性気管支炎の治療

慢性気管支炎の治療

「病気の大辞典」サイトの主旨

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慢性気管支炎の治療


今の段階では、根本的な治療法はありません。
しかし、悪化を防ぐ為に適切な治療をすることは可能です。

まず、咳と痰が毎年3カ月以上続いていることが「慢性気管支炎」の手がかりとなります。
他の呼吸器の病気と区別するために胸部X線検査を行い、さらに、CT、MRI検査、気管支内視鏡(きかんしないしきょう)などによる細胞・組織検査、喀痰(かくたん)検査などを行うこともあります。
治療法としては、呼吸器内科を受診し続けての治療と経過観察が必要になります。

喫煙の習慣がある方は、咳・痰だけの慢性気管支炎であれば、禁煙することにより症状はよくなります。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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