無気肺の治療

無気肺の治療

「病気の大辞典」サイトの主旨

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「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
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無気肺の治療

まず胸部X線、CTなどで無気肺となった部位の診断を行ったり、気管支鏡によって気道内の病変の様子をみたりします。

ですが最も重要なことは、原疾患の治療を行うことで、これは最優先となります。

原因が喀痰(かくたん)などの分泌物の場合、体位変換、タッピング(手のひらと指でおわん型をつくり軽く叩く方法)、ネブライザー吸入、去痰薬の投与を行います。
必要であれば、気管支鏡を用いた処置をする場合もあります。

気管支閉塞の場合、異物・痰をまず取り除きます。
腫瘍(しゅよう)などがある場合には手術として肺切除が必要となります。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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