急性気管支炎の症状

急性気管支炎の症状

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急性気管支炎の症状

おもな症状は咳ですが、38度前後の発熱をともない食欲不振になることもあります。

炎症の起こり始めは、痰をと伴わない空咳ですが、やがて湿って黄色い痰が出るようになります。
こうなると急性気管支炎になった証拠。
冷気、ほこり、乾燥した空気などを吸いこむと、その刺激で急に咳こみます。
強い咳がつづくと胸部や腹部の筋肉が痛くなことがあります。

咳や痰以外の症状では、鼻水・鼻づまり・のどの痛み・頭痛・倦怠感・声がれなどです。

かぜ症候群と症状は同じようなものですが、悪化すると肺炎・喘息のような呼吸困難になったりします。
なかには、熱の出ないこともあるので注意が必要です。
咳は熱が下がった後も、1〜2週間続くことがあります。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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