薬剤性肺炎の症状

薬剤性肺炎の症状

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。

「病気の大辞典」TOP 》》 薬剤性肺炎の原因 》》 薬剤性肺炎の症状

薬剤性肺炎の症状

乾性咳嗽(痰がでない咳)、軽い発熱、呼吸困難などがあります。

他には、原因薬剤を服薬し始めた後から、体になんらかの症状が現れたこと。
免疫力の低下がないにもかかわらず、適切に選択され服用した抗菌薬の効果がないこと。

これは、併発する皮疹、肝障害が認められることがあるので、注意が必要になります。

急性の場合、悪寒や全身倦怠(ぜんしんけんたい)・高熱なども現れてきます。
アレルギー性からの場合は発疹(ほっしん)がみられたりします。

薬剤性肺炎が疑われる症状としては、膿性痰の原因である最初の細菌性肺炎があります。
最初の細菌性肺炎が治り、この治療のために使った抗菌薬で薬剤性肺炎が発症してくる場合があるのです。

肺炎とは?

病原体の感染で、肺の組織に炎症が起きる病気。

感染性の肺炎と非感染性の肺炎があります。


感染性では、呼吸の際に吸い込んだ感染源による細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、心筋性肺炎。

非感染性では、薬剤性肺炎、アレルギー性肺炎などがあります。


一つの例として肺炎の進行を細菌性肺炎で説明すると、はじめは頭痛・喉の痛み・鼻水・鼻づまり・咳と いったかぜの症状から始まります。

そして高熱が続きはじめ、咳、痰、呼吸困難、胸の痛み、顔面紅潮(がんめんこうちょう)、 チアノーゼ(唇や爪が青黒くなる)などの症状が現れます。

しかし、高齢者の場合には、あまり激しい症状が出ないこともあり、気がついたときには悪化していたということもあります。

呼吸器の基礎知識

循環器の基礎知識

心臓の基礎知識

食道の構造と働き

胃の構造と働き