膠原病性間質性肺炎(こうげんびょうせいかんしつせいはいえんの治療

膠原病性間質性肺炎(こうげんびょうせいかんしつせいはいえんの治療

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。

「病気の大辞典」TOP 》》 膠原病性間質性肺炎(こうげんびょうせいかんしつせいはいえん)の原因 》》 膠原病性間質性肺炎(こうげんびょうせいかんしつせいはいえんの治療

膠原病性間質性肺炎(こうげんびょうせいかんしつせいはいえんの治療

治療効果が認められている薬剤は、ステロイド剤と免疫抑制剤の2種類です。
主にステロイド剤の投与が中心となります。

ステロイド剤は、新陳代謝を活発にし、異常な免疫反応の炎症やアレルギーなどを強くおさえることもわかっています。
しかし、長期間の服用には様々な副作用が生じてきます。
ですので、治療効果と副作用とのバランスを常に考える必要があります。
投薬量は最初は大量に、そしてだんだん減らしていくという方法があります。

免疫抑制剤は主に3種類です。
アザチオプリン(イムランなど)とシクロフォスファミド(エンドキサン)、シクロスポリン(サンディミュン)。
この中からステロイド剤と併用して治療していきます。
投与量は最初は少なく、そしてだんだん増やしていきます。

難点があるといえば、いくら少量とはいえ生殖細胞に影響がでたり、白血球が減少したりするため、   
男女を問わずとくに若い方には使いにくい面があるということです。

肺炎とは?

病原体の感染で、肺の組織に炎症が起きる病気。

感染性の肺炎と非感染性の肺炎があります。


感染性では、呼吸の際に吸い込んだ感染源による細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、心筋性肺炎。

非感染性では、薬剤性肺炎、アレルギー性肺炎などがあります。


一つの例として肺炎の進行を細菌性肺炎で説明すると、はじめは頭痛・喉の痛み・鼻水・鼻づまり・咳と いったかぜの症状から始まります。

そして高熱が続きはじめ、咳、痰、呼吸困難、胸の痛み、顔面紅潮(がんめんこうちょう)、 チアノーゼ(唇や爪が青黒くなる)などの症状が現れます。

しかし、高齢者の場合には、あまり激しい症状が出ないこともあり、気がついたときには悪化していたということもあります。

呼吸器の基礎知識

循環器の基礎知識

心臓の基礎知識

食道の構造と働き

胃の構造と働き