間質性肺炎の治療

間質性肺炎の治療

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間質性肺炎の治療

酸素投与や薬剤ではステロイド(副腎皮質ホルモン)を用いることがおおく、それは長期間の使用になります。

特発性間質性肺炎においては、ステロイド剤の効果が見込めるものについては、ステロイド剤により病状の進行をとめる、または改善させる治療を行います。
間質性肺炎の炎症に対して最も効果が期待できるのが、ステロイド剤なのです。
ただし、副作用も多くありますので、治療を考えるときには治療効果と副作用とのバランスを常に考える必要があります。

しかし、間質性肺炎には、ステロイドによる治療効果が悪いものもあります。
病状が急速に悪化していない場合は、むしろステロイド剤を使用しないほうがいいでしょう。
在宅酸素療法により治療を行い、経過を見た方が良い場合もあるようです。

肺炎とは?

病原体の感染で、肺の組織に炎症が起きる病気。

感染性の肺炎と非感染性の肺炎があります。


感染性では、呼吸の際に吸い込んだ感染源による細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、心筋性肺炎。

非感染性では、薬剤性肺炎、アレルギー性肺炎などがあります。


一つの例として肺炎の進行を細菌性肺炎で説明すると、はじめは頭痛・喉の痛み・鼻水・鼻づまり・咳と いったかぜの症状から始まります。

そして高熱が続きはじめ、咳、痰、呼吸困難、胸の痛み、顔面紅潮(がんめんこうちょう)、 チアノーゼ(唇や爪が青黒くなる)などの症状が現れます。

しかし、高齢者の場合には、あまり激しい症状が出ないこともあり、気がついたときには悪化していたということもあります。

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