続発性肺化膿症（ぞくはつせいはいかのうしょう）の治療
続発性肺化膿症（ぞくはつせいはいかのうしょう）の治療
「病気の大辞典」サイトの主旨
病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。
続発性肺化膿症（ぞくはつせいはいかのうしょう）の治療
診断は、臨床症状（りんしょうしょうじょう）と胸部Ｘ腺検査、血液検査で白血球増加や炎症反応増加・胸部CT検査などで行います。
治療においては、まず原因となっている肺疾患（はいしっかん）の治療を行いながら、原発性肺化膿症（げんぱつせいはいかのうしょう）と
同じ強力な抗生物質での治療を中心に行います。
この病気は、もともと肺疾患（はいしっかん）があるため厳重な安静が必要ですし、入院する期間も長くなることがあります。
抗生物質を用いて強力に治療を行ないますが、２・３ヶ月経っても改善されない場合には、外科的手術が必要となる場合があります。
肺炎とは？
病原体の感染で、肺の組織に炎症が起きる病気。
感染性の肺炎と非感染性の肺炎があります。
感染性では、呼吸の際に吸い込んだ感染源による細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、心筋性肺炎。
非感染性では、薬剤性肺炎、アレルギー性肺炎などがあります。
一つの例として肺炎の進行を細菌性肺炎で説明すると、はじめは頭痛・喉の痛み・鼻水・鼻づまり・咳と いったかぜの症状から始まります。
そして高熱が続きはじめ、咳、痰、呼吸困難、胸の痛み、顔面紅潮（がんめんこうちょう）、 チアノーゼ（唇や爪が青黒くなる）などの症状が現れます。
しかし、高齢者の場合には、あまり激しい症状が出ないこともあり、気がついたときには悪化していたということもあります。
