原発性肺化膿症(げんぱつせいはいかのうしょう)の症状

原発性肺化膿症(げんぱつせいはいかのうしょう)の症状

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。

「病気の大辞典」TOP 》》 原発性肺化膿症(げんぱつせいはいかのうしょう)の原因 》》 原発性肺化膿症(げんぱつせいはいかのうしょう)の症状

原発性肺化膿症(げんぱつせいはいかのうしょう)の症状

まず初めに、発熱・悪寒・頭痛・全身倦怠感(ぜんしんけんたいかん)がおこります。

そして、ほかに、痰・咳・胸痛(きょうつう)といった呼吸器特有の症状もあらわれてきます。
これらの症状は、肺炎にとても似ていますが、発病後1週間ほどで粘液膿性(ねんえきのうしょう)たんが多量に出てきます。
膿のようなたんがコップ1杯以上も1日に出たり、喀血(かっけつ)することもあります。

細菌による原発性肺化膿症は、症状が急激に現れるのです。

重症の場合には、意識障害、呼吸困難やチアノーゼなどがみられることもあります。

高齢者などでは十分な注意が必要となります

肺炎とは?

病原体の感染で、肺の組織に炎症が起きる病気。

感染性の肺炎と非感染性の肺炎があります。


感染性では、呼吸の際に吸い込んだ感染源による細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、心筋性肺炎。

非感染性では、薬剤性肺炎、アレルギー性肺炎などがあります。


一つの例として肺炎の進行を細菌性肺炎で説明すると、はじめは頭痛・喉の痛み・鼻水・鼻づまり・咳と いったかぜの症状から始まります。

そして高熱が続きはじめ、咳、痰、呼吸困難、胸の痛み、顔面紅潮(がんめんこうちょう)、 チアノーゼ(唇や爪が青黒くなる)などの症状が現れます。

しかし、高齢者の場合には、あまり激しい症状が出ないこともあり、気がついたときには悪化していたということもあります。

呼吸器の基礎知識

循環器の基礎知識

心臓の基礎知識

食道の構造と働き

胃の構造と働き