気管支喘息の治療

気管支喘息の治療

「病気の大辞典」サイトの主旨

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気管支喘息の治療

発作をおこさなくする為に根本から治す原因療法。
発作をおさえる為の薬による対症療法。

まず、薬による治療は発作を起こさせないための薬と発作時に症状を抑える治療があります。
発作予防薬としては、現在の薬物療法の中で最も重要視されている、ステロイドと呼ばれる炎症を抑える薬の吸入薬です。

内服薬には気管支拡張薬(きかんしかくちょうざい)、鎮咳剤(ちんがいざい)(咳止め)、抗アレルギー薬、炎症を抑える内服ステロイド薬、去痰薬(きょたんやく)や漢方薬などがあります。症状や体質に合わせて医師から処方されます。

原因療法としては、免疫療法(めんえきりょうほう)や非特異的変調療法(ひとくいてきへんちょうりょうほう)がおこなわれます。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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