嚥下性肺炎(えんげせいはいえん)の症状

嚥下性肺炎(えんげせいはいえん)の症状

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嚥下性肺炎(えんげせいはいえん)の症状

膿性(のうせい)の黄色い痰が出て、量も増えます。
その痰が悪臭を伴うため、吐く息の臭いも異臭を放ちます。

発症すると悪寒、高熱、鼻づまり、頭痛などの症状もあらわれます。

その他に、食事に時間がかかる・食物の好みがかわる・食欲が落ちる・体重の減少・声がガラガラとかれはじめる・のどに食物の残留感(ざんりゅうかん)がある・風邪でもないのに咳をしたり熱が出る。などが症状としておこります。

寝たきりの方や高齢者は、知らないうちにむせのない嚥下障害(えんげしょうがい)が生じ、発熱・食欲の低下など、症状の主体となっていることも多いので注意が必要です。

肺炎とは?

病原体の感染で、肺の組織に炎症が起きる病気。

感染性の肺炎と非感染性の肺炎があります。


感染性では、呼吸の際に吸い込んだ感染源による細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、心筋性肺炎。

非感染性では、薬剤性肺炎、アレルギー性肺炎などがあります。


一つの例として肺炎の進行を細菌性肺炎で説明すると、はじめは頭痛・喉の痛み・鼻水・鼻づまり・咳と いったかぜの症状から始まります。

そして高熱が続きはじめ、咳、痰、呼吸困難、胸の痛み、顔面紅潮(がんめんこうちょう)、 チアノーゼ(唇や爪が青黒くなる)などの症状が現れます。

しかし、高齢者の場合には、あまり激しい症状が出ないこともあり、気がついたときには悪化していたということもあります。

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