胃の炎症性ポリープの治療

胃の炎症性ポリープの治療

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胃の炎症性ポリープの治療

ポリープが見つかったら、良性か悪性かを調べるために内視鏡検査と生検(生体検査)を行います。

内視鏡を使って摘出することも可能ですが、ピロリ菌の除菌治療でポリープの多くは消失してしまいます。

小さい場合は、経過観察のみですが、ある程度以上の大きさになったら内視鏡的な切除手術をすることがあります。

胃のポリープの多くは、症状もなく癌との関係もありませんので直ちに治療をする必要はありませんが、変化を見るために年1回などの定期的な検査を受けられることをお勧め致します。

1cmを越える大きさであれば、念のため内視鏡で取ることをお勧めします。

ポリープが見つかったことがある場合においては、定期的に検診を受けるようにしましょう。

胃の構造と働きとは?

胃は消化管を成す管状の器官であり、入口と出口が狭く、途中がふくらんで袋状の構造になっています。

食道につながる入口付近を噴門部、十二指腸につながる出口付近を幽門部、それ以外の部位を胃体部と言います。


全体が左側に弧状に湾曲しており、噴門から幽門までが大きくふくらんでいる左側を大彎(だいわん)、 ふくらみが小さく逆に反った形になっている右側を小彎(しょうわん)と呼びます。

なお、胃底部と呼ばれているのは、胃の上部で噴門に近い部分のことで、 この名は、胃の外科手術を行うときに胃よりも下の部位から開腹するため、そこから見ると胃の中では一番奥に位置することからです。

中身がない状態では、内側の壁はひだを作り縮んでいる(容積は約50ミリリットル)が、 食後に食べ物でふくらんだ状態のときでは、腹部前面に張り出したのが感じられるぐらいに膨らみます (いわゆる「満腹」の状態では、容積は1.5から1.8リットル)。

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