内因性急性胃炎(ないいんせいきゅうせいいえん)原因・症状

内因性急性胃炎(ないいんせいきゅうせいいえん)原因・症状

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内因性急性胃炎(ないいんせいきゅうせいいえん)原因・症状

風邪やインフルエンザなどの急性感染症などに合併して起こる急性胃炎のことをいい、腸チフス、ブドー状球菌などの細菌感染によっても起こります。

アレルギー性胃炎を内因性の1つとすることもあるようです。
食物中の抗原(ソバ、牛乳、卵白、サバなどアレルギー性物質)によっても起こります。

特徴的な症状は、夜間や空腹時にみぞおちが痛む。

みぞおちが強烈に一定の強さで痛み、微熱もしくは高熱がある。

みぞおちやへその部分から痛み出し、痛む場所が右下腹部にある。

みぞおちから右上腹部にかけて、激しい痛みが数時間以上続く。

これらの症状が見られたらすぐ病院へ行きましょう。

胃の構造と働きとは?

胃は消化管を成す管状の器官であり、入口と出口が狭く、途中がふくらんで袋状の構造になっています。

食道につながる入口付近を噴門部、十二指腸につながる出口付近を幽門部、それ以外の部位を胃体部と言います。


全体が左側に弧状に湾曲しており、噴門から幽門までが大きくふくらんでいる左側を大彎(だいわん)、 ふくらみが小さく逆に反った形になっている右側を小彎(しょうわん)と呼びます。

なお、胃底部と呼ばれているのは、胃の上部で噴門に近い部分のことで、 この名は、胃の外科手術を行うときに胃よりも下の部位から開腹するため、そこから見ると胃の中では一番奥に位置することからです。

中身がない状態では、内側の壁はひだを作り縮んでいる(容積は約50ミリリットル)が、 食後に食べ物でふくらんだ状態のときでは、腹部前面に張り出したのが感じられるぐらいに膨らみます (いわゆる「満腹」の状態では、容積は1.5から1.8リットル)。

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