大動脈弁閉鎖不全症の症状

大動脈弁閉鎖不全症の症状

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大動脈弁閉鎖不全症の症状

大動脈弁閉鎖不全症は、症状が全くないまま40歳代以降に現れる場合が多い病気です。

慢性の場合においては、左心室は徐々に拡張していきますが、長期間、無症状にとどまります。

症状としては、左心室の機能が低下してきたり、虚血が現れるといったことで明らかになってきます。

最初に現れる症状としては、体を動かした時に現れる息切れや呼吸困難、動悸を生じます。

夜間発作性呼吸困難といった左心不全症状や狭心痛(きょうしんつう)なども起こってきます。
そして不整脈もおきてきます。

急性の場合においては、急激な心不全症状が現れてきます。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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