ファロー四徴症(ファローしちょうしょう)の症状

ファロー四徴症(ファローしちょうしょう)の症状

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ファロー四徴症(ファローしちょうしょう)の症状

チアノーゼが起き、呼吸困難や意識不明にときにはなる場合があります。

チアノーゼが現れる時期はさまざまです。

3分の1は生後1カ月以内に発症し、3分の1は生後1カ月ないし1年、あとの残りは生後1年以後に現れてきます。
乳児期の場合には、運動時及び泣いた時にだけみられるチアノーゼが、のちには常に認められるようになります。

ファロー四徴症の約30%には、チアノーゼ発作が3カ月〜3歳で生じてきます。

それは特有のものでありスペル発作といいます。
唇などが黒くなり、一時的に意識を失う発作です。

チアノーゼが出現して6カ月以上たつと手足の指先が丸く変形し太鼓バチ指となります。
そして1歳過ぎ頃に歩行を始めると、歩いたり走ったりして息が切れるとしゃがみこみ、いわゆる相撲の蹲踞(そんきょ)の姿勢をとったります。


蹲踞(そんきょ)・・・つま先立ちで深く腰をおろし、上体を正した姿勢の事

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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