心室中隔欠損症の症状

心室中隔欠損症の症状

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心室中隔欠損症の症状

孔の大きさによって、症状は大まかに3つの種類に分けられます。

小さい孔の場合、無症状なために手術をしなくても生活においては不自由はまったくありません。
孔の大きさは一生を通じて段々と小さくなる傾向にあります。

しかし、無症状とはいえ細菌性心内膜炎の有力な危険因子なため、細菌性心内膜炎を起こした場合、高熱、倦怠感現れてきます。

次に、中等度以上の孔の大きさがある場合、心室中隔欠損症の場合においては、乳幼児ではミルクの飲み方が生後1カ月頃から悪くなったり、呼吸が速くなり寝汗をかいたり、体重が増加しなくなったり、しばしば気管支炎や肺炎を繰り返すといった症状が出てきます。

最後は、心室中隔欠損症だけではなく他の種類の心疾患と合併して様々な症状が現れてきます。
孔が大きいと不整脈がおき、生命にかかわります。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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