本態性低血圧症の原因

本態性低血圧症の原因

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本態性低血圧症の原因

低血圧症のほとんどがこの本態性低血圧症といわれています。
しかし、原因事態はよくわかっていません。

日本では1.5〜7%の人にみられる症状で、そのうち症状を訴えるのは約10〜20%といわれています。
症状がない場合は健康診断などでで発見されることが多いそうです。

この原因となる心拍出量の低下や循環血液量および末梢血管抵抗の減少、心拍出量の低下は、心臓機能や摂取する水分量によって影響されていきます。

そして、自律神経の機能にも影響を受けやすいのです。
とくに交感神経の緊張によって心拍出量や末梢血管の抵抗は増大し、血圧の維持に大きく関係してきます。

副交感神経では、緊張が逆の作用をもち、血圧低下の原因となります。

本態性低血圧症では原因疾患はわかりませんが、自律神経の調節がうまくいかず、副交感神経が優位になっていたり、血管の反応性が低下し正常血圧を維持できないと考えられています。

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身体を構成する細胞が生きて活動しているため、人間の身体も活動できるのです。 身体にとって重要なエネルギー源となる養分・酸素の補給を担当するのが血液。


その血液を全身へ送り出す役目のポンプが心臓です。 そして血管は、血液を流すためのパイプの役目となります。

血管には、静脈・動脈・その間にある毛細血管があり、網目のように身体に中に張りめぐらされています。


リンパ管も主な血管の傍を走り、全身に張りめぐらされています。 リンパ管は、細菌の侵入を食い止めるリンパ液を運ぶ役目をしています。


大きな血液の流れとしては、太い動脈から細い動脈、そして毛細血管へとなります。 毛細血管においては、栄養・酸素と二酸化炭素の交換を行い、次は細い静脈から太い静脈へ入って心臓に帰っていくのです。

このように血液が全身をめぐるルートを循環系といいます。

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