感染性心内膜炎の治療

感染性心内膜炎の治療

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感染性心内膜炎の治療

原則的な治療は、感染状態を鎮静化することになるます。

まず、原因となる細菌の特定をし、この細菌に合った抗生剤を使うことによって、早急に起因菌を撲滅する必要があります。

他に、感染による心臓破壊のために引き起こされる循環状態の悪化については、緊急手術を行わなければ救命できないことも多くなります。

ですが、炎症の活動期における手術は成績が悪いとされ、判断が難しい病気となります。

手術は、基本的には機械弁を用いた人工弁置換術(ちかんじゅつ)が行われます。

ですが、感染が落ち着いている非活動期の感染性心内膜炎では、
弁膜症としての重症度の判断で手術するかどうかが決定されます。
完全に除去可能な感染巣においては、弁形成(自分の弁をできるだけ使ってリフォームする方法)が選択されるようになってきています。

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心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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