急性心膜炎の症状

急性心膜炎の症状

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急性心膜炎の症状

症状としては、突然するどい胸痛が起こり始めます。

胸痛を起こす病気として他に、狭心症や解離性大動脈瘤(かいりせいだいどうみゃくりゅう)などがあるため、検査などによる鑑別が必要になってきます。

心膜炎の場合には、あお向けで寝た時に咳・呼吸が強まり、座ると軽くなるという症状の傾向があります。
そして同時に発熱や呼吸困難が現れることがあります。

この時、心タンポナーデの状態になっていると、血圧低下や意識レベルの低下などのショック症状が現れてきます。

心膜腔に液が溜まり始めてくると、心臓を圧迫し、動悸や息切れが起こる場合もあります。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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