心不全の症状

心不全の症状

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
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心不全の症状

心臓発作による心不全の症状は始まりが突然です。
しかし、ほとんどの症状は数日から数カ月かけて現れてきます。

心不全は長い間安定している場合や、知らない間にゆっくりと進行している場合もあります。

症状としては、筋肉に十分な量の血液が行きわたらないため、疲労感や体力の低下を感じます。
高齢者では、他に眠気、錯乱、見当識障害などがみられます。

しかし、右側心不全と左側心不全とでは現れる症状が異なってきます。
両方心不全が起こっていても、どちらか一方の症状が強く現れることがあります。

右側心不全の主な症状は、足、足首、脚、肝臓、腹部に体液がたまって腫れやむくみが生じます。

また左側心不全では、肺内部に体液がたまり、息切れが起こります。
初期症状では、息切れが生じるのは運動中だけですが、悪化するにつれて軽い運動でも息切れが生じ、安静時にも息切れが起こるようになります。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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