二次性高血圧症の原因

二次性高血圧症の原因

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二次性高血圧症の原因

本能性高血圧症と違い、高血圧となる元の病気があります。
高血圧症の3割近くがこの二次性高血圧症で、30歳代以下に起こると言われています。

元になる病気は、腎臓・血管・内分泌器官・中枢神経にまつわるもの・薬物中毒・妊娠中毒・などです。
中でも、腎臓や血管の病気によるものが多い。

腎臓による原因は、糸球体腎炎(しきゅうたいじんえん)や腎盂腎炎(じんうじんえん)などで、血管による原因は、大動脈縮窄症(だいどうみゃくしゅくさくしょう)や大動脈炎症候群(だいどうみゃくえんしょうこうぐん)など。

内分泌によるものは、クッシング症候群や褐色細胞腫(かっしょくさいぼうしゅ)などです。

これらの病気から高血圧がみられます。

慢性糸球体腎炎においては、二次性高血圧症の原因の7割を占めていると言われています。

循環器の基礎知識

身体を構成する細胞が生きて活動しているため、人間の身体も活動できるのです。 身体にとって重要なエネルギー源となる養分・酸素の補給を担当するのが血液。


その血液を全身へ送り出す役目のポンプが心臓です。 そして血管は、血液を流すためのパイプの役目となります。

血管には、静脈・動脈・その間にある毛細血管があり、網目のように身体に中に張りめぐらされています。


リンパ管も主な血管の傍を走り、全身に張りめぐらされています。 リンパ管は、細菌の侵入を食い止めるリンパ液を運ぶ役目をしています。


大きな血液の流れとしては、太い動脈から細い動脈、そして毛細血管へとなります。 毛細血管においては、栄養・酸素と二酸化炭素の交換を行い、次は細い静脈から太い静脈へ入って心臓に帰っていくのです。

このように血液が全身をめぐるルートを循環系といいます。

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