急性動脈閉塞症(きゅうせいどうみゃくへいそくしょう)の症状

急性動脈閉塞症(きゅうせいどうみゃくへいそくしょう)の症状

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
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急性動脈閉塞症(きゅうせいどうみゃくへいそくしょう)の症状

症状は突然起こります。
血管の状態や、起こった部位により異なりますが、脳梗塞や腹部の血管で閉塞した場合には腹痛、嘔吐などが起こります。
四肢に起こった場合には、手足が痛んだり、しびれ、脈がとれなくなったり、皮膚が白くなる、そして知覚・運動麻痺などが起こります。

痛みがひどくなってくると、チアノーゼがおき、ショック状態になったりもします。

そして、紫色の斑点が出てきて皮下出血のようになります。

これらの血行不全が続いていくと身体の組織が壊死(えし)してしまいます。

治療が遅れると生命にもかかわってくるので、早期治療が必要となります。

すみやかに血栓・塞栓を取り出さないと、非常に危険であり、手足が腐って切断しなければならなくなります。

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身体を構成する細胞が生きて活動しているため、人間の身体も活動できるのです。 身体にとって重要なエネルギー源となる養分・酸素の補給を担当するのが血液。


その血液を全身へ送り出す役目のポンプが心臓です。 そして血管は、血液を流すためのパイプの役目となります。

血管には、静脈・動脈・その間にある毛細血管があり、網目のように身体に中に張りめぐらされています。


リンパ管も主な血管の傍を走り、全身に張りめぐらされています。 リンパ管は、細菌の侵入を食い止めるリンパ液を運ぶ役目をしています。


大きな血液の流れとしては、太い動脈から細い動脈、そして毛細血管へとなります。 毛細血管においては、栄養・酸素と二酸化炭素の交換を行い、次は細い静脈から太い静脈へ入って心臓に帰っていくのです。

このように血液が全身をめぐるルートを循環系といいます。

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