大動脈縮窄症(だいどうみゃくしゅくさくしょう)の治療

大動脈縮窄症(だいどうみゃくしゅくさくしょう)の治療

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大動脈縮窄症(だいどうみゃくしゅくさくしょう)の治療

軽度の縮窄症では手術の必要ありません。

内科的には左心不全を対象としますが、本質的には外科療法を行います。

手術の適応となるのは、心臓カテーテル法で狭窄の前後に50mmHg以上の血圧の差がある場合です。
高齢者においては、この部から大動脈瘤が生じることもあります。

手術の方法は様々で、狭窄部を切除して直接端々吻合する方法、左鎖骨下動脈を利用する方法、人工血管を用いる方法などがあります。

管前型では心室中隔欠損症の合併が多くなります。
新生児時期に緊急手術を要することが多いのは、呼吸不全・発育不全・心不全が顕著な場合。

肺動脈絞厄術を行って、後日VSD閉塞を行う場合と、縮窄症解除とVSD閉鎖とを同時に行う場合とがあります。

また、バルーン付きカテーテルで血管形成術を新生児時期に行われることもあります。

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身体を構成する細胞が生きて活動しているため、人間の身体も活動できるのです。 身体にとって重要なエネルギー源となる養分・酸素の補給を担当するのが血液。


その血液を全身へ送り出す役目のポンプが心臓です。 そして血管は、血液を流すためのパイプの役目となります。

血管には、静脈・動脈・その間にある毛細血管があり、網目のように身体に中に張りめぐらされています。


リンパ管も主な血管の傍を走り、全身に張りめぐらされています。 リンパ管は、細菌の侵入を食い止めるリンパ液を運ぶ役目をしています。


大きな血液の流れとしては、太い動脈から細い動脈、そして毛細血管へとなります。 毛細血管においては、栄養・酸素と二酸化炭素の交換を行い、次は細い静脈から太い静脈へ入って心臓に帰っていくのです。

このように血液が全身をめぐるルートを循環系といいます。

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