腹部大動脈瘤の原因

腹部大動脈瘤の原因

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。

腹部大動脈瘤の原因

腹部の大動脈にできた動脈瘤を腹部大動脈瘤といいます。
腹部大動脈瘤は、腎動脈より末梢の大動脈が拡張したものをいいます。

これは、大動脈瘤のなかでも最も多いもので、約80%見られる動脈瘤と言われています。

動脈瘤は破裂のない場合は、ほとんどが無症状です。
ですが、破裂の危険性は、動脈瘤の拡大とともに増大していきます。
健康な成人の腹部大動脈の大きさは、約1.5〜2cmと言われています。
しかし、動脈瘤の大きさが4〜5cm以上では破裂の頻度が高くなっていきます。

破裂の場合、大出血を伴いますので、すぐに手術を行います。
これは、生命にかかわる病気なのです。

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身体を構成する細胞が生きて活動しているため、人間の身体も活動できるのです。 身体にとって重要なエネルギー源となる養分・酸素の補給を担当するのが血液。


その血液を全身へ送り出す役目のポンプが心臓です。 そして血管は、血液を流すためのパイプの役目となります。

血管には、静脈・動脈・その間にある毛細血管があり、網目のように身体に中に張りめぐらされています。


リンパ管も主な血管の傍を走り、全身に張りめぐらされています。 リンパ管は、細菌の侵入を食い止めるリンパ液を運ぶ役目をしています。


大きな血液の流れとしては、太い動脈から細い動脈、そして毛細血管へとなります。 毛細血管においては、栄養・酸素と二酸化炭素の交換を行い、次は細い静脈から太い静脈へ入って心臓に帰っていくのです。

このように血液が全身をめぐるルートを循環系といいます。

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