胸部大動脈瘤の原因

胸部大動脈瘤の原因

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。

胸部大動脈瘤の原因

原因は、動脈硬化(どうみゃくこうか)・先天性の大動脈壁の変性・梅毒・胸部の外傷・動脈壁の炎症などがあります。

高血圧の人・家族に大動脈瘤の人がいるとできやすいなどといわれ、遺伝的・家族的傾向も原因の一つと言われています。

胸のなかに胸部大動脈はあるために、胸部大動脈瘤の自覚症状は乏しく、胸部X線写真で初めて異常な影を指摘され、気づくことがまれではありません。

正常な胸部大動脈の径は2・5cmほどです。
径が拡大していき、正常径の2倍を超えた大きさ(5〜6cm)になると破裂の危険性が出てきます。
6cmを超える胸部大動脈瘤の径の場合には、破裂防止のために手術治療が考えられます。

循環器の基礎知識

身体を構成する細胞が生きて活動しているため、人間の身体も活動できるのです。 身体にとって重要なエネルギー源となる養分・酸素の補給を担当するのが血液。


その血液を全身へ送り出す役目のポンプが心臓です。 そして血管は、血液を流すためのパイプの役目となります。

血管には、静脈・動脈・その間にある毛細血管があり、網目のように身体に中に張りめぐらされています。


リンパ管も主な血管の傍を走り、全身に張りめぐらされています。 リンパ管は、細菌の侵入を食い止めるリンパ液を運ぶ役目をしています。


大きな血液の流れとしては、太い動脈から細い動脈、そして毛細血管へとなります。 毛細血管においては、栄養・酸素と二酸化炭素の交換を行い、次は細い静脈から太い静脈へ入って心臓に帰っていくのです。

このように血液が全身をめぐるルートを循環系といいます。

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