肺動脈閉鎖症(はいどうみゃくへいさしょう)の治療

肺動脈閉鎖症(はいどうみゃくへいさしょう)の治療

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肺動脈閉鎖症(はいどうみゃくへいさしょう)の治療

治療法としては、肺血流が動脈管開存に依存しているものにおいてはBTシャント手術を行います。

BTシャントの手術を経て幼児期まで待機した後であれば、比較的大きな心外導管の使用によった手術なども可能になります。

しかし肺動脈の形態が良好な場合においては生後1ヵ月前後に人工心肺使用下に一期に心臓を治す手術なども可能です。

また、主要体肺側副血行路により、肺血流が維持されている心室中隔欠損を伴う肺動脈閉鎖に対しては、肺血流の状態により手術の至適時期、手術術式などが大きく異なってきます。

バラバラに供給されている肺動脈を統合する手術を行った後、心内の修復を行うことによって、チアノ−ゼの無い状態でさらに活動的な生活が可能になります。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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